Maru's Home Page でふれた書籍等をより詳細に紹介するために Amazon.co.jp のアソシエイト・プログラムに参加しています。最近の「ツボ」から死んだらお棺に一緒に入れて欲しい一冊までいろいろごった煮で且つ気まぐれで入れ替えたりしますぞ。

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きのう何食べた? (よしながふみ/モーニングKC)

既刊19巻。レシピ漫画としても参考にしてますが、エピソードがヒューマンドラマとして面白いです。主人公のシロさん&ケンジと同世代なので共感しちゃう場面もままアリ。

神戸在住(木村紺/アフタヌーンコミックス)

全10巻。タイトル通り、神戸在住の主人公の日常がモノローグで描かれています。阪神大震災が主人公が高校生の時の出来事として語られていて、リアルなら自分のちょっと下くらいの世代で、ちょっと古い作品なんですが、なんだか懐かしくて切ない感じが好きでたまに引っ張り出しては読み返してます。それにしてもこの作者が後に巨娘マイボーイなどの異色作を世に出すとは思いもよらなかった(どっちも好きだけど)。

注文の多い料理店 (宮沢賢治/新潮文庫)

宮沢賢治の作品集は新潮文庫からはあと2冊「新編 銀河鉄道の夜」と「新編 風の又三郎」が出ていて全部持ってるけど、タイトルにもなってる代表作よりも「注文の~」なら「雪渡り」、「銀河鉄道~」なら「カイロ団長」、「又三郎」なら「虔十公園林」「祭の晩」などの短編がお気に入りです。

サトコとナダ (ユペチカ/星海社コミックス)

全4巻。大学生サトコとルームメイト・ナダのアメリカ留学生活を通して描かれる「普通の」ムスリムの世界観が興味深く読めます。ストーリーもちゃんと破綻なくキレイに結ばれていて読後感も好し。

光の彩 (中西敏貴/SEISEISHA PHOTOGRAPHIC SERIES)

北海道の美瑛を拠点に活動する風景写真家、中西敏貴さんの処女写真集。大学卒業して20年も経てば同期の中からこんな人も出て来るってわけで。ガンバレ!ポエ!

人間の土地 (サン・テグジュペリ/堀口大學 訳/新潮文庫)

サン・テグジュペリと言えば「星の王子さま」が有名だけど、作者の伝えたいことはこの作品の方がストレートで分かり易いんちゃうかと。表紙イラストと本編中の略地図を本作に強い影響を受けた宮崎駿監督が描き下ろしてます。お墓まで持って行く1冊。